いわて知的財産権セミナー2016 「三陸沿岸地域の農林水産物と食文化」のブランド化 開催について((一社)岩手県発明協会からのお知らせ)

いわて知的財産権セミナー2016 「三陸沿岸地域の農林水産物と食文化」のブランド化

〔主催:岩手県、日本弁理士会、(一社)岩手県発明協会 協力:日本弁理士会知的財産支援センター〕

■日時 : 平成28年10月21日(金) 13:00~15:50(セミナー)、16:00~17:00(相談会)

■会場 : 岩手大学釜石サテライト 1Fセミナー室(釜石市平田3-75-1)

■定員 : 50名(先着順)

■参加料 : 無料

■申込み・お問い合わせ : 事前のお申し込みが必要です。申し込みやお問い合わせ先等、詳しくはチラシをご覧ください。

《講義内容》

 地域ブランドを保護する制度として、主に「地域団体商標制度」(平成18年4月施行)と「地理的表示保護制度」(平成27年6月施行)が活用されています。特に地域団体商標制度では、過去10年に亘って全国で1,100県を超える出願があり、地域ブランドの認知度向上に活用されてきました。また、昨年は地理的表示保護制度も施行され、同制度は1年余りで約60件の伝統と特色ある地域産品が申請されていることから、地域ブランドへの関心の高さが窺えます。
しかし、その一方で、地域団体商標制度による登録は600件を僅かに超える程度で約半数しか登録されておらず、地理的表示保護制度の登録は17件のみとなっています。
そこで、本セミナーでは、登録が認められなかった事例を参考に、三陸沿岸の特色ある地域ブランドを登録させるための事前の取り組み方法とともに登録後の活用方法についてお話しし、知的財産保護制度を活用した地域ブランドの効果的な育て方を解説します。